第2部 礼典諸式 第24節 埋葬式(納骨式) 墓地を清掃し、埋葬すべき穴を整理し、墓石の下に入れられるように準備する。その後、墓穴の前でひつぎを囲み、式を執行する。 埋葬式順序 賛美 聖歌 186「うきのやみのよも」 同 638「やがて天にて」 同 640「いつかは『さらば』と」 聖書 ヨハネの黙示録14章13節 また私は、天からこう言っている声を聞いた。「書きしるせ。『今から後、主にあって死ぬ死者は幸いである。』」御霊も言われる。「しかり。彼らはその労苦から解き放されて休むことができる。彼らの行ないは彼らについて行くからである。」 ピリピ人への手紙3章20、21節 けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのです。 コロサイ人への手紙3章1-4節 こういうわけで、もしあなたがたが、キリストとともによみがえらされたのなら、上にあるものを求めなさい。そこにはキリストが、神の右に座を占めておられます。あなたがたは、地上のものを思わず、天にあるものを思いなさい。あなたがたはすでに死んでおり、あなたがたのいのちは、キリストとともに、神のうちに隠されてあるからです。私たちのいのちであるキリストが現れると、そのときあなたがたも、キリストとともに、栄光のうちに現われます。 祈祷 あわれみ深い天の父よ、主イエス・キリストは私たち人類のための贖いとなって、十字架上で死んでくださいました。その後、アリマタヤのヨセフの備えた基に御体をいこわせ、その所を栄光に輝く復活の場としてくださいました。いま私たちは、御旨によって召された( )兄弟(姉妹)の亡きがらをこの所に納め、終りの日の復活を主によって待ち望みます。主は限りない慈愛によってこの兄弟(姉妹)をあなたの御救いに入れ、その御体である教会につらならせてくださいました。今からのち、私たちは住む所を異にしますが、主によって結ばれた交わりを堅く保ち、常に復活と再臨の希望に生きて主の栄光を現すことを得させてください。また私たちもやがて召される日には、この兄弟(姉妹)とともに主の御前に立ち、世々限りなく御名をほめたたえることを得させてください。私たちの主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。 アーメン。 賛美 聖歌 641「わがつみのために」 (この間に静粛に埋葬する) 主の祈り 終祷 願わくは、主なんじを恵み、なんじを守りたまえ。願わくは、主その御顔をもてなんじを照らし、なんじをあわれみたまえ。願わくは、主その御顔を上げてなんじを顧み、なんじに平安を与えたまえ。 アーメン。